世界選手権を楽しもう!

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今回は世界選手権の解説記事です

4/25(木)~4/28(日)に開催される世界選手権(HCT World Championship 2019)。この大会で優勝するとワタリガラス年(2018年4月~2019年4月)の世界王者となります。注目ポイントは爆誕!悪党同盟!のカードを使用できる唯一の4HERO1BAN(複数ヒーロー使用)公式大会となります。それ以降の公式大会は現行ルールのスペシャリスト形式(1ヒーロー制)となります。

大会詳細↓

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世界選手権出場するには?↓

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※当記事で使用する画像はBeerBrickさんの許可を頂きました。サイト運営のahirunさん0さんこの場を借りて御礼を申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デッキ分布

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ランク戦で大人気なローグとウォーリアは当大会でも人気です。特にローグは16名中15名使用とほぼ全員が持ちこむ形となりました

テンポローグ(12名/16名)

ランク戦で大人気なテンポローグは当大会でも大人気です。苦手なデッキはウォーリアだけとなりますのでBAN(使用禁止)することによってほぼ全デッキに対して有利に戦えます。むしろテンポローグが強すぎて一番BAN(使用禁止)されてしまうかもしてませんね。

“他クラスカードを使用”

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 最下層の故買取屋や血の復習を採用しているプレイヤーは12名中6名います。ローグ(同じヒーロー)と戦う試合数はランク戦より多いためブリンク・フォックスで他クラスカードを持ってきやすくなるためです

“ナイフの雨”

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ナイフ雨を採用したプレイヤーは12名中9名と非常に多い結果となりました。テンポローグを対策するデッキとしてズーウォーロックやトークンドルイドが多く存在すると予想したからだと思われます。

 

ズーウォーロック(11名/16名)

ランク戦ではTier2クラスのズーウォーロックですが当大会では使用数No.2と大人気なデッキとなりました。理由はランク戦はローグとウォーリアが多いため勝ちにくいですが当大会では様々なヒーローと戦うためローグ、ウォーリア、シャーマン以外にはほぼ全て有利に戦えるためです。

“よぉ、兄弟”

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魔法の絨毯の効果が使える(=1マナ)の武器破壊としてブラッドセイルの海賊を採用したプレイヤーは9名中5名と半数を超えました。破壊対象は攻撃後のワグルピックで耐久値が1になりやすいため酸性沼ウーズと変わらない効果が期待されます。 

 

コントロールウォーリア(9名/16名)

テンポローグやズーの対策としてコントロールウォーリアも今大会では人気なデッキとなりました。

“沈黙”

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 鉄嘴のフクロウかスペルブレイカーを採用しているプレイヤーは9名中7名とランク戦より多い結果となりました。ちなみにスペルブレイカーではなく鉄嘴フクロウを採用してる理由は後攻のローグ2マナ時にコイン+段取りを使用した巨大エドウィン・ヴァンクリーフした時にすぐに沈黙するためです。

“バロン・ゲドン”

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ランク戦ではほぼ見かけないバロン・ゲドンですが当大会では9名中2名採用してます。ズーウォーロックやトークンドルイドが多いと予想したためだと思われます。

 

ミッドレンジハンター(9名/16名)

ランク戦ではなかなか見かけないミッドレンジハンターですが大会では半分以上が持ち込んだ人気デッキとなりました。ランク戦で流行らないのはテンポローグに弱いからです。しかし当大会ではローグをBAN(使用禁止)する事で多くのデッキに対して有利に戦えます。トークンドルイドやメカ秘策パラディンも苦手ですが幸い使用者が少ないため当大会一番の当たりデッキではないのでしょうか?

“よりミッドレンジに”

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天下一ヴドゥ祭で流行ったミッドレンジハンターより長期戦向けのデッキとなります。理由はダイアモール、放電レイザーモー、側面攻撃と言った序盤からミニオンで攻めるカードがスタンダード落ちしたからです。その代わりに野獣放つべしは手札を減らさない上に急襲でミニオンを処理できる優秀な召喚カードとなっております。おかげでズルジン1枚で手札、盤面をいっぱいできるため大逆転も簡単にできます

 

ドラゴンメイジ(7名/16名)

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 カドカーと魔術師の招来を組み合わせて大型ミニオンを展開するメイジが7名持ち込みました。今大会では7名全員ドラゴンを採用したデッキとなりました。これによりスケイルワームやドッカンドラゴンといったミニオンで中盤から攻める事が出来ます。その代わり熱狂する火霊術師や大魔導士アントニダスを採用してるプレイヤーは0であるため全体除去や空の盤面から大ダメージを出す等が出来ませんので今大会のメイジはより大型ミニオンで戦うデッキとなっております。

 

コントロールシャーマン(5名/16名)

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ハガサの計略や動く噴水像でアグロデッキに強くなったコントロールシャーマンが新登場しました。ターゲットはウォーリアと同じテンポローグとズーウォーロックですね。ランク戦ではコントロールと言えばウォーリアのイメージが強いですが当大会は複数のヒーローを持ち込む関係から第二のコントロールデッキとしてシャーマンが注目されました。ちなみに大型ミニオンをコピーするマックモーファーやエウレーカ!を採用したビッグ型の使用者数は0で皆相手の攻撃を凌ぐ純粋なコントロール軸となっております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デッキ構成

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 今大会ではアグロ系7人、ミッドレンジ系5人、コントロール系4人とばらけた結果となりました。どの構成でも全てアグロや全てコントロールで固めたプレイヤーは1人もいませんでした。理由はコンボデッキが少なくなった事によりウォーリア強くなった&コントロールで組めるヒーローがウォーリアとシャーマンしかいないからです。

色々なデッキに対抗できるアグロ

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XiaoT選手が使用するデッキはアグロデッキにミッドレンジハンターと爆弾ウォーリアを採用する事でコントロールウォーリアに対抗できる構成となっております。ミッドレンジ系はドラゴンメイジが有名ですが爆弾ウォーリアにする事で豊富な全体除去でアグロデッキにも対抗できるプラントなってます

 

テンポローグ以外に強いアグロ

f:id:tempe443:20190421132533p:plainBunnyhoppor選手とViper選手はドラゴンメイジに強い4つを持ち込みました。その代わり4つともテンポローグに弱い構成となりましたがそこはBAN(使用禁止)にすれば問題ありません。テンポローグでなくミラクルローグにしてるのはトグワグルの計略で強盗王トグワグル等強力なミニオンをデッキに戻してコントロールウォーリアに対抗するためだと思われます。

 

ウォーリア以外に強いアグロ

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Bloodtrail選手はアグロデッキ3つ+コントロールウォーリアとコントロールウォーリアと爆弾ウォーリアをBAN(使用禁止)する前提の構成となっております。4デッキともズーウォーロックに互角以上に戦えるのがポイントです

 

ミックス構成

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Bloodyface選手とLFYueying選手はデッキパワーが高いアグロ~コントロールまで満遍なく採用した構成となっております。ズーウォーウォーロックでなくミッドレンジハンターを採用している理由はローグをBAN(使用禁止)するからだと思われます(=ウォーリアをBANされるとミッドレンジハンターとドラゴンメイジがテンポローグに勝てないためコントロールウォーリアがテンポローグに強いという事はそこまでメリットに感じない)

 

ズーウォーロックに強い構成

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Muzzy選手、Justsaiyan選手、Tyler選手はズーウォーロックに強い4デッキを持ち込みました。その代わり4デッキともコントロール&爆弾ウォーリアーに弱いためBAN(使用禁止)にする前提の構成となっております(=ミッドレンジハンターはウォーリアに強い事はメリットではないため採用されてない)

 

唯一ローグ持ち込まない構成

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Roger選手は今大会で唯一ローグを持ち込んでません。またアグロとコントロールを持ち込まない唯一の選手でもあり”オールミッドレンジデッキ”となっております。ポイントは4デッキともコントロール&爆弾ウォーリアに強いのがポイントです。課題は爆弾ウォーリアを除く3デッキがテンポローグとズーウォーロックにしっかり勝てるかという所でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

選手紹介

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主な実績

2018年夏季シーズン選手権準優勝

去年の夏に世界選手権出場が決まるとBlizzard Entertainmentが主催するCN(中国)vs EU(ヨーロッパ)の国際大会に招待されました。ちなみにこの大会を優勝すると高級車が貰える凄い大会となってます

 

Bloodtrail選手(台湾)

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主な実績

2018年秋季シーズン選手権ベスト4

2018年夏季シーズン選手権ベスト16

Hearthstone All-Star Invitational 2018優勝

2019年アジアグランドマスターズ出場予定

2回連続アジア代表でシーズン選手権に出場してる強豪プレイヤー。その輝かしい実績で世界の有名プレイヤーが集まるHearthstone All-Star Invitationalに招待され見事優勝する今波に乗っているプレイヤーの1人です。そして2019年開催されるHS公式最高峰のグランドマスターズに出場が決まっている。

 

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主な実績

2018年冬季シーズン選手権ベスト4

2018年秋季シーズン選手権ベスト4

2019年NAグランドマスターズ出場予定

2回連続アメリカ地域代表でシーズン選手権に出場してベスト4になった強豪プレイヤー。ハンドルネームの由来はホラー映画から取ったらしい。2019年開催されるHS公式最高峰のグランドマスターズに出場が決まっている。

 

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主な実績

2018年冬季シーズン選手権準優勝

2018年夏季シーズン選手権優勝

WESG 2016 3位

2019年EUグランドマスターズ出場予定

2018年は2回ヨーロッパ代表としてシーズン選手権に出場して優勝・準優勝した超強豪プレイヤー。また、2018年の獲得賞金が上位になったため2019年開催されるHS公式最高峰のグランドマスターズに出場が決まっている。昔にはposei選手やあれっくす選手が日本代表として出場したWESG(World Electronic Sports Games)に出場して3位を取った事もある。

 

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主な実績

2018年HCTツアーイタリア優勝

2018年HCTツアーソウル優勝

2018年HCTツアートロント準優勝

2018年HCTツアードイツ準優勝

2018年HCTツアー東京ベスト4

2019年EUグランドマスターズ出場予定

Hunterace選手はシーズン選手権でなくヨーロッパHCTポイントで世界選手権の切符を得た。HCTポイントはランク戦成績やツアー大会(参加者200人~400人程度)で獲得できる。特にツアー大会の戦績が凄く去年だけでベスト4以上を5回も達成している。HCTツアー東京では準決勝で日本人選手のhinaya選手と戦ったのは記憶に新しいだろう。勿論こんなに素晴らしい成績を残しているので2019年開催されるHS公式最高峰のグランドマスターズに出場が決まっている。

 

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2018年冬季シーズン選手権ベスト8

2018年HCTツアーオースティンベスト8

現段階で19~20歳とかなり若いプレイヤー。今大会で数少ないトークンドルイドを使用するプレイヤーとなっているためドルイド使いは彼を応援してみてはいかがだろうか?

 

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2018年秋季シーズン選手権ベスト4

2018年HCTツアーモントリオール優勝

2018年HCTツアーオスロ準優勝

2018年HCTツアーイタリア準優勝

2018年HCTツアーソウルベスト4

2019年NAグランドマスターズ出場予定

Tier表で有名なTempo Storm所属のプレイヤー。2018年アメリカ地域HCTポイント1位を達成した。Justsaiyan選手は去年のツアー大会でベスト4以上を4回も達成してます。素晴らしい実績から2019年開催されるHS公式最高峰のグランドマスターズに出場が決まっている。

 

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主な実績

2018年夏季シーズン選手ベスト4

Killinallday選手は今大会で唯一プリーストを持ち込んでいるプレイヤー。プリースト使いは彼を応援してみてはいかがだろうか?

 

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2018年秋季シーズン選手権優勝

languagehacker選手は今大会で唯一スプリント(逃げ足)ローグを持ち込んでいるプレイヤー。テンポでもミラクルでもないローグを見たい方は彼を応援しよう!

 

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主な実績

2018年世界選手権ベスト16

2019年NAグランドマスターズ出場予定

今大会の選手の中で2年連続世界選手権に出場している唯一のプレイヤー。Justsaiyan選手と同じTier表で有名なTempo Storm所属のプレイヤー。その素晴らしい成績から2019年開催されるHS公式最高峰のグランドマスターズに出場が決まっている。

 

Roger選手(台湾)

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主な実績

2018年冬季シーズン選手権優勝

Tansoku選手が出場した冬季シーズン選手権で優勝したのは記憶に新しいと思う。配信でも有名でTwitchのフォロワー数はなんと10万人を超えている。成績とは関係ないが蝶ネクタイなどお洒落な格好をしてくる事が多いので今回も彼のファッションには期待したい。

 

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主な実績

2018年秋季シーズン選手権ベスト8

2019年アジアグランドマスターズ出場予定

Tyler選手は2018年アジア地域HCTポイント1位を達成しているため世界選手権の出場が決まった。プレイヤー面の他に配信でも有名でTwitchのフォロワー数は66,000人を超える。その人気は単独でHS公式に紹介される程。HP実績、人気共に素晴らしい成績を収めた事からHS公式最高峰のグランドマスターズに出場が決まっている。HS全く関係ないが4/5現在ガールフレンド募集中らしい

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主な実績

2018年夏季シーズン選手権ベスト4
2018年冬季シーズン選手権ベスト8

去年はヨーロッパ地域代表として2回シーズン選手権に出場したプレイヤー。最近だと天下一ヴドゥ祭環境でピーナッツシャーマン(コントロールシャーマン)を開発したプレイヤーとして記憶に新しいだろう。そして前回の冬季シーズン選手権では唯一マーロックパラディンを使用して会場を盛り上げた

 

LFYueying選手、SNjing選手、XiaoT選手(中国)

HSはアジア・ヨーロッパ・アメリカ・中国の4地方に分かれている。中国は国内で代表を決める必要があるため他の地域と世界選手権の出場資格が異なる。最近HS公式ブログで3選手について細かく紹介したので詳しくはそちらをご覧ください

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今後行われるグランドマスターズについては下記公式HPをご覧ください

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シャイニー☆